書籍紹介 社長の基本

読書は宝の山への旅だと実感する
著者の三條慶八さんは、神戸三宮で不動産賃貸業と飲食業を営んでられたのですが
阪神・淡路大震災で40億円の被害を出し
そして山一證券が倒産したデフレ不況の際には
140億円の負債を負ったという地獄のような経験をされた方です。
それから8年間、自己破産もせず自力再生し完済したというから凄いです。
その経験を生かし、今は中小企業経営者を対象に、経営コンサルティングのお仕事をされてられます。
そして1000人を超す経営者と真剣に向き合ってきた経験から
成功する経営者 と 失敗する経営者 はどこが違うかが分かるようになってきたそうです。
成功する会社は、成功するようにやっている
『知っている』 『分かっている』 ことと、『実行している』 ことは天と地ほど差があり
実際わかっちゃいるけど実行していない経営者がめちゃくちゃ多いといいます。
この本には、会社を存続させ、成功に導く為の色々な考え方が
4つのパートに分かれて書かれています。
・社長の心得 ・社長の行動 ・社長の分析 ・社長の交渉力
確かに書いている内容全て、大事な事だな~と思いますが
結局は行動に移さないとまったく意味が無いということでしょう。
『考え』 『創意工夫』をし 『アドバイスを素直に取り入れ』
そして『実行』することが大事なんだと思います。
どんな立派な理念を掲げても、行動に移してなければ意味がありません。
先日、『へーー。 なるほどなーー。』という話を
AI関連のIT企業に勤めるプロジェクトマネージャの方がおっしゃってられました。
インプット してから アウトプト するのではなく
アウトプット しながら インプット すると物事はより早く柔軟に進むと。
先端仕事を行うベンチャー企業らしい考え方だな~と。
まずは、アウトプット!! 行動!! ですね。
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賃貸経営の改善サポート と 相続支援コンサルティング
山本雅仁